ライブ告知

ライブ告知はいつから?解禁確認と本番までの逆算スケジュール

ライブ告知をいつ始めるか迷う演者向けに、解禁・公演情報・予約先の確認手順を解説。4週間前からの告知例、残り7日間の組み方、予約開始が後日の場合や変更時の対応を整理します。

ライブの告知開始と情報発信をイメージしたメガホンのイラスト

ライブ告知は、主催者が指定する解禁日時を確認し、公開してよい公演情報と、読者の次の行動を案内できる状態になったら始めるのが基本です。「必ず1か月前」「早ければ早いほどよい」と日数だけで決めず、出演発表と予約受付の準備を分けて確認しましょう。

予約開始が後日の場合も、主催者が認めた範囲で先に出演を発表できます。その場合は「予約受付は○月○日から」など、今できることと次の案内日を明示します。申込先がまだ使えないのに「予約受付中」と書くのは避けてください。

この記事は、出演が決まったミュージシャン、DJ、ラッパー、シンガー、バンドなどが、いつ、何を発信するかを決めるためのガイドです。下の日程表は編集部が作った計画例で、業界共通の標準期間や集客を保証する回数ではありません。実際の解禁・受付・提出期限を優先して使ってください。

1. 最初に「準備開始・情報解禁・予約開始」を分ける

出演が内定した日から、公開前の準備は進められます。写真やプロフィールを整え、公演情報の確認先と告知担当を決めます。一方、外部へ知らせる日は主催者と合意してから設定します。

区切り 自分たちがすること 次に確認すること
準備開始 素材を集め、原稿を下書きする 写真・名前表記・紹介内容を使ってよいか
情報解禁 許可された公演情報を公開する 日時、出演者、会場の情報が公式案内と一致するか
予約・販売開始 指定の申込先へ案内する 受付が始まっており、締切・料金・申込方法が分かるか

会場側が開始条件を指定している例もあります。御茶ノ水パルトネールの出演決定後の案内では、会場による確認後に告知を始める流れが示されています。これは同会場の個別案内です。利用する会場・主催者に、誰の確認が必要かを聞いてください。

ブッキングライブでは公演全体の発表を主催者が管理する場合があります。自分の出演が決まったことと、共演者まで公開してよいことは別です。担当範囲が曖昧なら、ブッキングライブの仕組みも確認し、告知の窓口を一本化しましょう。

開始前に確認する四つの条件

確認する条件 そろえておくもの 未確定のときの対応
公開許可 解禁日時、公開できる出演者・情報の範囲 公開を保留し、確認相手と回答期限を置く
公演情報 公演名、開催日、会場、公開可能な時間・料金 未定と明示するか、その項目の発表を分ける
読者の行動 受付中の予約先、または予約開始予定と次回案内先 受付中と誤認させる表現を直す
使用する素材 使用可能な画像・紹介文、確認済みの表記 確認済みの素材だけで告知できるか相談する

時間が一部未確定なら、何を省いてよいかを主催者に確認します。「開演時間は後日発表」と「開催日も未定」では、観客が判断できる範囲が違います。日付だけの予告をする場合も、公開許可と次の案内方法を決めてから出してください。

2. 本番から逆算して、動かせない日時を先に置く

先にカレンダーへ入れるのは投稿本数ではなく、主催者や販売窓口と決まっている日時です。

  1. 本番の日付と公開する開場・開演時刻を書く。 来場案内の基準ができます。出演者の入り時間を観客向けの開場時間と混同していないか確認します。
  2. 予約・前売の受付締切を書く。 締切前の案内が必要な期間を決められます。締切が前日なのか当日なのか、時刻まで確認します。
  3. 予約開始と情報解禁を書く。 最初の発表と申込案内を同日にするか、分けるか判断できます。両者が別日なら原稿も分けます。
  4. 素材の確認期限と担当を書く。 投稿前に校正する時間を確保できます。主催者確認が必要な素材は、公開直前に初めて送らないようにします。
  5. 空いた期間へ紹介と再案内を配置する。 音源、見どころ、共演紹介などを置きます。各投稿に新しい判断材料があるか確認します。

遠方から来る人がいる公演なら、予定や移動を検討できるよう、確定情報を早めに伝えたいと主催者へ相談します。ただし、その事情を理由に解禁前の情報を独断で出さないようにしてください。

自主企画でまだ会場・出演者・料金が固まっていない場合は、自主企画ライブの準備手順から、先に決める項目を整理しましょう。

3. 4週間前に解禁する場合の告知スケジュール例

以下は「本番の4週間前に情報解禁と予約受付がそろう」と仮定した編集部の例です。4週間が最適という実測結果ではありません。予約締切が早い公演では、締切案内をその実際の日付へ移してください。

時期の例 発信・作業の内容 出した後に確認すること
解禁前 公演情報・素材を照合し、予約案内の原稿を作る 主催者確認、リンクの公開予定、予約投稿の日時
4週間前・解禁時 公演名、日付、会場、出演、予約先を告知する 公開済みの正しいページに進めるか、情報の誤りがないか
3週間前 音源や使用可能な映像と、今回の見どころを紹介する 公演とのつながりと詳細の確認先が分かるか
2週間前 共演や企画の楽しみ方、寄せられた質問への案内を出す 未発表情報や許可のない素材が混じっていないか
1週間前 来場判断に必要な時間・料金・受付期限を再確認する 締切、残席、出演時間を最新情報で説明しているか
実際の受付締切前 受付終了日時と申込方法を案内する 受付終了後も「受付中」の予約投稿が残っていないか
前日〜当日 アクセス、開場・開演、入場方法、確認済みの当日券情報 変更の有無と、当日連絡を受ける担当
終演後 お礼と公開可能な記録を発信し、予定表に実施日を残す 使う写真・映像の公開条件と、次回への改善点

各行を必ず一つずつ別投稿にする必要はありません。内容が重なるならまとめ、必要な追加情報があれば分けます。毎日同じフライヤーを出す回数より、観客が次に判断したいことを埋める計画にしてください。

同時に複数公演を告知するなら、日付・開催地・公演名を各投稿の冒頭付近で区別します。画像やリンクだけを差し替えて、本文に前の公演の時刻が残っていないか確認しましょう。

素材が遅れた場合は、日程を全部止めない

共通フライヤーの完成を待っているだけなら、確定済みの文字情報や使用許可のある写真で告知できるか相談します。解禁の許可自体がまだなら、下書き・リンク確認・担当調整を進め、公開は待ちます。

「何がそろわないため止まっているか」を一つずつ分けると、主催者への確認も具体的になります。フライヤー待ち、料金未確定、出演者未解禁を、すべて「告知できない」とまとめないことがポイントです。

4. 本番まで7日しかないときは、必要情報をまとめる

直前に出演が決まった場合、4週間分の予定を7日間に詰め込む必要はありません。解禁と受付の確認を済ませ、公演詳細、聴きどころ、締切、来場案内を優先します。

次は「本番7日前に出演発表と受付開始の準備ができた」場合の圧縮例です。

残り期間の例 優先する内容 確認すること
7日前 公演概要と今回の見どころをまとめ、予約先を案内する 確定情報だけになっているか、予約受付が使えるか
5〜3日前 聴ける素材を一つ添え、問い合わせが多い点を補足する 情報不足を補えているか、説明が古くなっていないか
受付締切前 終了日時と申込方法を伝える 主催者が指定した締切か、終了後の案内も用意したか
前日〜当日 最新時刻・アクセス・入場・当日券の有無を案内する 当日券があると未確認で断定していないか

前日に初めて告知できる場合は、公演概要と来場案内を一つにまとめます。既に前売受付が終わっていたら、終了したリンクを「予約はこちら」と案内せず、主催者が確認した当日受付の方法を知らせてください。当日券がない場合は、その事実に沿った案内にします。

期間が短いことを理由に、知らない相手へ大量に同じメッセージを送る計画にはしません。今後の公演情報を希望している人や、既に相談している相手への案内を、無理なく実施できる範囲で組みます。

5. 解禁日と予約開始日が違うときは、二段階で案内する

出演発表で関心を持っても、まだ予約できない公演もあります。最初の投稿に「発表済み」と「受付中」のどちらなのかを明記し、予約開始の案内を別の予定として残します。

段階 案内に含めること 完了の確認
出演・公演発表 公開可能な概要、予約開始予定、次の情報を出す場所 「受付中」と誤解する文章やボタンがない
予約開始 実際に使える申込先、受付期間、料金、必要な手順 スマートフォンで詳細と申込入口に進める
受付終了 受付終了の表示、確認済みの当日対応 予約投稿やプロフィールから古い案内を外した

Peatixの主催者向け利用ガイドは、イベントページを作成・公開し、そのURLを使って告知する流れを案内しています。利用サービスや主催者の設定によって扱いは異なるため、公開・販売開始・検索掲載がすべて同じタイミングになると決めつけず、実際の表示を確認しましょう。

確認のために不要な予約や購入を作る必要はありません。公開ページの閲覧と申込入口の表示を確認し、決済を伴うテストが必要なら主催者が指定する方法で実施します。

6. 変更が出たら、予定投稿より訂正を先にする

出演時間、料金、会場、予約先などが変わったら、まず主催者へ確定情報を確認します。その後は次の順に対応します。

  1. 主催者の公式ページなど、基準にする案内を確認・更新する。 正しい確認先ができます。出演者が編集できないページは担当へ依頼し、反映された内容を確認します。
  2. 未公開の予約投稿を止めるか直す。 訂正後に古い情報が自動で出るのを防げます。画像・本文・リンクを合わせて確認します。
  3. 公開済みの案内へ訂正を出す。 何がどう変わったかと、最新情報の確認先を伝えます。共有を依頼した会場・共演者にも同じ内容を渡します。
  4. 予約済みの人への連絡を主催者と分担する。 誰が連絡するかを決め、未対応の窓口が残っていないか確認します。

SNSの投稿を消すだけでは、既に保存された画像や共有先までは直せません。既存の案内を修正できるか確認し、必要に応じて訂正投稿も出します。中止・延期の場合は独断で代替条件を案内せず、主催者の正式案内にそろえてください。

告知日程の管理に使うメモ

日程を決めたら、以下の項目を一枚にまとめます。作業を終えるたびに、予定と実施を分けて記録してください。

記録する項目 記入内容
公演の基準情報 公演名、本番日時、最新の公式案内先
情報解禁 日時、確認した相手、公開できる範囲
予約 開始・締切日時、申込先、受付終了後の案内
投稿予定 発信日、目的、素材、担当、確認相手
実施記録 実際の公開日時、投稿先、リンク確認
変更への対応 変更点、止めた予約投稿、訂正先、連絡担当
次の確認日 誰が、何の確定情報を確認するか

終演後は、予定より遅れた作業と理由を一つ残します。「素材の確認に時間がかかった」「受付締切を先に確認すべきだった」のように記録すると、次回に前倒しする作業を決められます。

よくある質問

ライブ告知は1か月前では遅いですか?

日数だけでは判断できません。公演の条件、来場する人の予定、解禁や受付の準備によります。この記事の4週間例は最適期間を示す基準ではなく、情報がそろった後に日程を組むための例です。まず実際の解禁・予約開始・締切を確認してください。

何時に投稿すると集客できますか?

すべての出演者に共通する時刻は示せません。解禁時刻が指定されている場合はそれに従い、その後は自分たちが返信・確認できる時間や過去の反応を見ながら調整します。「何時なら必ず届く」とは考えず、公開後にリンクや誤記を確認できる担当も決めましょう。

出演時間が未定でも告知できますか?

主催者が認めた公演情報の範囲で告知できるか確認します。公演の開場・開演と自分の出演時刻は区別し、未定の出演時刻を推測で書かないでください。確定後の更新も予定に入れます。

毎日告知する必要がありますか?

毎日投稿することを必須条件にする必要はありません。出演発表、聴きどころ、受付締切、来場案内など、読者が判断するための内容を配置します。同じ画像を繰り返すだけになっていないか、必要な訂正や質問への回答が抜けていないかを確認しましょう。

出演準備と次の機会を探す

告知日程を作る途中で出演条件の不明点が見つかったら、ライブハウス出演ガイドを使って主催者への確認事項を整理できます。出演先や次の公演を探す際には、記事下のViVaLiVeへの案内からイベント情報を確認してください。掲載公演の出演募集や参加条件は、各主催者の最新案内で確かめましょう。

参考資料

公式案内は2026年10月10日に確認しました。本文の逆算手順、4週間・7日間の予定表、管理メモはViVaLiVe編集部の提案です。各会場・サービスの指定期間をそのまま一般化したものではありません。